子供の命名について-2: 夫婦でしっかり決める
実際
さて長男の名前をつけるときですが、
市販の本を参考にしながら
夫婦で10程度の名前を挙げました。
それらを書いた紙を封筒に入れ
祖父母に届けて占いの方のところに
郵送してもらいます。
鑑定の結果、ふさわしい名前の候補が
書かれた紙が入った封筒が直接、
郵送されてきました。
それらの候補の名前の中には
明らかに最初に選んだ候補の
名前「以外」の名前が
主に書かれていたのです。
先日のイメージ図になぜそうなったのか
の可能性についてつけ足してみます。
イメージ図
①夫婦で考えた10程度の名前
(漢字+フリガナ)を紙に書く
→a. 私の親に渡す
→b. 親から祖父母に郵送してもらう
→c. 祖父母から占いの方のところに
郵送してもらう→②占いの方に名前の候補
(漢字+フリガナ)を5つ程度挙げてもらう
→③それらの中から1つの名前を選ぶ
不信感
最初に夫婦で選んだ候補の名前と
異なる名前が入る可能性として
イメージ図にあるように
私の親が名前を付け足す (a. b.)、
祖父母あるいは同居している
叔父・叔母たちが名前を付け足す(c.)、
そして占いの方がふさわしい名前を
付け足す (②)、ことが考えられるでしょう。
周りでもよく聞きますが夫婦の内
どちらかが他方の親や親のひとりと
仲がそれほど良くない、ことは
ありうる話だと思います。
今回は夫の親や関係者は絡んでいません。
もちろん私も私の親や関係者が
絡んでいるとは思っていません。
ただ現実には②の段階で最初に
夫婦で選んだ候補以外の名前が
大半だったので、封筒に書かれた名前を
目にしたとたんその場の空気・雰囲気
が変わりました。
残念ながら良い方向ではないですよね。
夫にしてみると②の候補の中に
私の親戚にかかわりがありそうな
名前がいくつか挙げられていたのが
引っかかったのでしょう。
今回は長男の例を挙げましたが、
子供 4人とも同様に名前を付けました。
4回の中で最初に夫婦で挙げた名前が
残っていたのは1回だけのようです(夫いわく)。
本ページはプロモーションが含まれています
ひずみ
結果的には4回とも占いの方が
②で挙げた名前の中から選びました (③)。
その時々には喧嘩になることはなかったです
(かわいい赤ちゃんが身近にいますから)。
でも我が子の命名は本来幸せが根本にあり、
夫婦間でどの名前にするかで
少しは揉めることがあってもその時だけの話です。
ただ命名が大きなイベントであるために
今回のように夫の中で一旦生じた
不信感は決して消えることは無いようです。
表立って夫婦喧嘩の題材になったことは
なかったですが、私たちと同じような
子供の名前の決め方をしている方々が
仮にみなさんの中にいるとしたら
避けた方がよいと個人的には考えています。
具体的には私たちの場合でいうと
長男の場合は仕方がなかったですが、
2人目以降は「自分たちで名前の候補を
挙げて直接占いの方に郵送する」
が夫婦仲を円満に保ち、
子供たちにも悪影響を及ぼさない
最善手だったと考えています。
命名は子供の人生を決める可能性もある
大仕事です。それ故、画数などを気にして
鑑定をお願いすることもあるのでしょうが、
その過程で親(夫婦)の仲が悪くなったり、
親族との仲が悪くなったのでは元も子も
ありません。
この文を読んでいる方の中には
嫁姑の関係に疲れ果てている方もいるでしょう。
その場合には自分のお腹を痛めて
産んだ子の名前が夫側の都合
で決められてしまうこともあるでしょう。
私は結婚をして子供をどうするか、
または妊娠がわかった時点で
あらかじめ夫婦間で命名はどのようにするかを
どんなに喧嘩をしてでもよいので
(もちろん喧嘩が少ないに越したことは
ないですが)しっかり夫婦で話し合って
決めておくことが、子育て、1人の子供を
きちんと世の中に送り出していく過程で
とっても大きな意味をもつと考えています。
今回の例のように命名にまつわるひずみが
いろいろなヒトを巻き込んで
思わぬ悲しい思い出になってしまうことが
1つでも少なくなりますように。