日本の製薬企業のこの5年前後

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医薬品開発

前提

先日皆がすぐわかるであろう
大学の教授とお話をする機会
がありました
創薬は今どう?
短い問いですが適切に答えるには
学生の指導、卒業に向けた論文、
就職活動が背景にありますので
自分なりに細心の注意をもって
コトバにしました
今は家庭用PCでもAIを使うと
かなり精度の高い、優れた回答
を出してくれます
記事では研究の最前線からみえる
個人的に感じている
主観の入ったお話をしたい
と思います

ここ5年前後の製薬業界についてです

Haruka.

今回のお話はママさんには
不要のお話です
読み飛ばしてくださいね

大きな節目の5年間前後

この5年間前後で大きな変化が
あった業種をいくつか思いつきますが
製薬業界においても同様です
コロナ禍
AI
2つのキーワードから派生する
さまざまな考え方、発明が
今の製薬業界の大きな流れになって
いるように感じます

コロナ禍とAI

コロナ禍でワクチンの開発が必要となり
世界中で一気に、集中して研究開発が
なされたことで低分子医薬品に加えて
核酸医薬、抗体医薬、細胞治療、
遺伝子治療などの
いわゆるバイオロジクスがコロナ禍前
と比べてさらに大きな広がりをもって
研究開発されています
もはや新規ではありませんが
新規モダリティ(創薬の方向性や方法)
が多様化し、例えばワクチンを含む
mRNA医薬はその一角を占めています

またAIの進化も製薬業界に大きな変化
をもたらしています
創薬の観点では以前とさほど変わって
いないようにも感じますが
早期診断や診断支援、RWD
(リアルワールドデータ;
医療機関や各種データベースや
個人のウェアラブルデバイスから
得られるデータなど)を
AIで分析・解析した結果は
ビジネス展開にも直結していて
医療機器の重要性が格段に
増したように考えています

傾聴サービス

企業と研究開発費

新規モダリティと検索するだけで
いろいろな説明がされていて
30分もあれば細かい内容はともかく
今起こっている製薬業界の大まかな
流れは捉えることができるでしょう。
考え方は20年前後前に報告されており
中には40年近い前の
基本技術もありますが
科学技術の進展に伴い
1つひとつの概念が
実際の創薬に活かされ
医薬品や医療機器になりつつあるのが
この数年なのでしょう

事実、コロナ禍前によく聞いた企業だけが
主のプレイヤーではありません
ある分野に特化した高い技術力を強みに
規模の大小を問わず創薬分野では
これまであまり目にしてこなかった企業が
創薬に参画しています

研究開発費については
その額がとっても大きくなった
ように思います
とはいえ、先にお話したように
創薬の種になりうる分野が
多岐にわたっている現状
大手と言われる企業だけでカバーしきれる
ものでもなく、各社、選択と集中が必要
になっています
言い換えれば技術が優れていれば
中小の企業も他業種の企業も
創薬研究ができることを
意味します

これまで治療法が明確に
確立されていなかったり
従来法では対応しきれなかった
病態にもアプローチできる
可能性がありうる
要はこれまでクスリがなかったのに
クスリが使える可能性がでてきたのです

この記事までアクセスできた方
の中には製薬企業で研究開発を
しようと考えている方々も
いらっしゃるでしょう

以上は本当に大枠だけを簡単に
記載しただけですが
AIの進化が非常にはやく
柔軟に、スピーディーな決断ができ
環境変化に対応できる企業や研究機関が
そして個々人が生き残る時代
なのだと思います

最後に

どんな環境変化にも対応できる
実力・武器を1つでも
多く身につけていただき
是非お仕事をご一緒しましょう
そのときは従来の製薬会社の
イメージや概念は一度頭の中から
消していただき
今、お考えの会社が世の人々に
どのような価値や希望を提供でき
5年、10年先にどのように
医薬品開発・創薬の未来を創って
いるかを考えてみてください
その像がはっきり描けるならば
あなたにとっての居場所になりうる
のかもしれないですね